【動画】ラグビーW杯でDJポリスが英語で呼びかけ=川辺真改撮影
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会でフランスとアメリカが対戦した2日、福岡市博多区の会場近くで福岡県警による「DJポリス」が登場。滑らかな英語で外国人観光客を導いた。
警察車両に上り、マイクを握ったのは第2機動隊の田中雅人巡査(25)。近くの市道交差点では、多くの外国人観光客が横断歩道を行き来し、中にはビールを持つ人も。田中さんが日本語と英語で交互に「興奮しすぎてビールをこぼさないように気をつけて前に進んでください」と語りかけると、フランスから訪れたニコラス・ブライドさん(51)は「クール!」と声をかけた。
普段は爆発物処理小隊に所属。留学した兄の影響を受け、語学に興味を持った。英語力は学生時代、外国人の友人と話すうちに自然と身についたという。しかも、8歳からラグビーを始めた根っからの「ラガーマン」。今も県警のクラブチームでプレーを続ける。
任務の終了後には「緊張したが、しっかりやり遂げられた。こういう形でラグビーに携われて光栄」と笑顔を見せた。(川辺真改)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル